放射線室について
放射線室は各診療科医師の指示に基づき、X線撮影、X線CT検査、MRI検査、エコー検査などを実施し、診断にかかせない画像情報を提供しています。X線CTやMRI検査
基本方針・基本理念
基本方針:質の高い診断画像能提供、安全性の確保および管理、法律の遵守、被ばく低減
基本理念:個々の技術および能力向上に努め、診断に寄与し、医療へ貢献する
スタッフ
診療放射線技師 4名
取得資格
- X線CT認定技師
- マンモグラフィ撮影専門技師
- 超音波検査士
画像診断設備と業務内容
X線撮影装置、CR、FPD
X線を使用して、胸部や腹部、全身の骨などの写真撮影をおこないます。機器はすべてデジタル化されており、低ひばくで高画質な画像をスピーディーに提供しています。
装置名
一般撮影:島津製作所 Rad Speed PRO
ポータブル:日立 Sirius Starmobile Airy
DR:コニカミノルタ CS-7・AeroDR
CR:コニカミノルタ Regius MODEL 210
64列マルチスライス型X線CT撮影装置
2021年2月に最新の64列マルチスライスCTを導入しました。広範囲をより短時間、より精細、より低被ばくで撮影することができます。救急や高齢者など、呼吸停止困難な患者様でも呼吸や体の動きによるブレが少ない画像を撮影で行きます。
装置名
GEヘルスケア Revolution Maxima
1.5T超電導型核磁気共鳴装置
強力な磁場をもつMRI装置は、人体の主な成分である水と脂肪からの微弱な信号を読み取って、画像化する装置です。骨折や筋損傷など整形領域の診断に欠かせない機器です。脳卒中やがんの検査にも適しています。
装置名
GEヘルスケア Optima 360
3D医用画像処理ワークステーション
CT、MRIで撮影された画像から、多方面からの断面画像や立体画像などを作成できます。冠動脈や大腸CTのほか、外科手術に必要な画像を作成し提供しています。
装置名
GEヘルスケア Advantage Workstation
アミン ZIO Station2
デジタルX線透視撮影装置
X線TV装置はバリウムを用いた胃X線検査のほか、内視鏡と組み合わせて膵胆管系検査などに使用します。また、整形外科領域では膝周囲の手術に欠かせない下肢長尺撮影にも使用します。断層撮影を行うこともできます。
外科イメージは手術中に患部の状態を観察し、手術をサポートするためのX線透視装置です。
装置名
X線TV:キャノンメディカル Astrex i9
外科イメージ:GEヘルスケア OEC Elite
外科イメージ:シーメンス Cios Select
X線骨密度測定装置
二重エネルギーX線法(DEXA法)を用いて腰椎と大腿骨近位部の骨密度を測定します。骨粗鬆症をより正確に診断でき、お薬による治療効果判定にも用います。また、より詳しく骨折のリスクを評価できる海綿骨構造指標(TBS)機能も搭載しています。
装置名
ホロジック Horizon Ci
デジタル式乳房X線撮影装置(マンモグラフィ)
乳がん検査に用います。2022年12月からフラットパネル検出器を備えたフルデジタル式マンモグラフィ装置となりました。従来より高画質かつ安定した乳房X線写真を提供いたします。
装置名
キヤノンメディカル Pe・ru・ru
超音波画像診断装置
当院では複数の装置を運用し、腹部領域、心臓、血管、体表などの検査に用いています。特に腹部領域では脂肪肝指標のUGAP、ATI、肝線維化(肝硬変)指標のSWEなど最新の評価法も用いています。また、エコーガイド下での肝生検、肝腫瘍RFA治療、神経ブロック等にも用いています。
装置名
GEヘルスケア LOGIQ E10s
キャノンメディカル Aplio a450