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コラム

医療関係者の方へ

手術室看護

手術室看護の魅力 ~チームで支える「安心」と「安全」~

 当院の手術室では、主に整形外科(膝や肩などの関節手術)と眼科手術(白内障など)を中心に、年間を通じて多くの手術が行われています。患者さんが安全に手術を受けられるよう、看護師は術前・術中・術後にわたり、きめ細かなサポートを行っています。

整形外科手術

人工関節置換術や関節鏡視下手術など、技術を要する整形外科手術では、器械出し(器具の管理)や外回り看護(環境整備・記録・患者ケア)など、看護師の役割は多岐にわたります。術中のわずかな変化にも注意を払い、医師や麻酔科医と連携して安全管理に努めています。

眼科手術

白内障手術では、短時間で複数件の手術が行われることもあり、スピード感と正確さが求められます。術中の器械管理だけでなく、患者さんの不安を和らげる声かけや体位保持など、心のケアも大切な仕事です。

チームで行う医療

手術室では、医師・麻酔科医・臨床工学技士・看護師が一体となって手術を支えています。日々の手術を通して、「チーム医療の中での看護師の責任とやりがい」を実感できる現場です。

教育体制とサポート

当院では、新卒・中途を問わず、手術室未経験の方でも安心して学べるよう、段階的なOJTと先輩看護師によるサポート体制を整えています。器械の扱い方から術式ごとの流れ、緊急時の対応まで、丁寧に指導を行っています。

「手術室は難しそう…」と思われがちですが、実際には日々の積み重ねとチームの支えによって、確実に成長できる場所です。患者さんの「治る喜び」に直結するやりがいを、ぜひ当院の手術室で感じてみてください。